Henri Cartier-Bresson SPAIN. Andalucia. Seville 1933
各時代を生きた写真家によって何の気なく撮られた写真には、ニュースのような情報としての確かな物的証拠でもなく、インスタ映えのような他者を意識して向けたものでもなく、いつも、どこにでも、まるで気にされることなく過ぎてゆく毎日の痕跡のような、どこか得体の知れぬ懐かしさに似た既視感を感じられるものがあります。 誰かにとっては見知らぬ人、訪れたことのない風景の一瞬の写真を見た時に、そんな感覚を覚えることが出来る体験には、写真が持つ歴史的な情報としての価値と同等、あるいはそれ以上の価値があるのではないでしょうか。それは敢えてポーズをつけて写真を撮る特別な日とは別に、さり気なく過ぎ去っていったいつもの日曜日のような日々の積み重ねを、同じように大切だと感じられている瞬間。おそらく人が人として生きている限り変わらずに抱く感覚を捉えたものともいえることでしょう。
「いつもの日曜日」
2020.9.6 (日) - 2020.10.4 (日) 12:00 - 18:30
※ 日祝のみのオープン ( 9月6日 / 9月13日 / 9月20日-22日 / 9月27日 / 10月4日 )
休廊：月 ー 土
石川 真生
木村 伊兵衛
髙橋 恭司
田中 長徳
丹野 章
ジョエル・マイロウィッツ
C.ファマン
フランク・ホーヴァット
アンリ・カルティエ＝ブレッソン
細江 英公
マン・レイ 他
3331オンラインイベント 9月6日 (日) 15:15 - 16:00
https://www.3331.jp/schedule/005232.html
・ご来場の皆さまへは、3331入場の際に手の消毒・マスク着用をお願いします。
・体調が優れない場合、ご来廊はお控えくださいませ。
・会期中換気を心がけておりますが、来場人数によっては入場制限をする場合がございます。
予めご了承くださいませ。
出展作品、販売等についてのお問い合わせはこちらまで：hiroshi.o@napgallery.jp
関連作家の写真集等など、下記のサイトにてオンライン販売しております。
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